沖縄這杜松

園路の北側に日本庭園(風)の石組みがあります 。その中に小さな植物がひっそり植えてあります 。オキナワハイネズ(沖縄這杜松)と云う植物です 。

普通這っている針葉樹といえば高山のハイマツを思い出す方もおおいでしょうが 、この植物は伊豆諸島と南西諸島(種子島から慶良間諸島)の海岸岩場に生育する日本固有の変種であります 。特に渡嘉敷島では村おこしにこの植物を使っています 。

沖縄では「ヒッチェーシ」と云い、枝が寄り戻るように出るので、「航海に出ても、戻ってくる」ことから船の舳先に付け(航海の安全を祈る)お守りとしたそうです 。

1月から4月中旬に紫褐色の実をつけます 。

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